白鳳のかち上げを検証する。白鳳の「かち上げ」は「価値上げ」か「勝ちあげ」か。

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白鳳の勝ち星は幕内通算1000勝以上。

朝青龍との戦いは見物でした。

この二人の一番には、お金を払う価値があるとテレビで見ていても感じました。

日馬富士の立ち合い。

鋭く稀勢の里を一撃で吹っ飛ばした一番は何か悲しくもあり、うれしくもありました。

その中で、白鳳の「かち上げ」はよく議論に出されます。

なぜ、あの技は卑怯、プロレス技等と揶揄されながらも誰も真似しないか。

あの技をすれば誰でも勝てるならみんな真似するはずです。

相撲にしろ、ボクシングにしろ勝ってなんぼです。

なぜ、禁止しないか。

なぜ「かち上げ」という技の名称があるか。

相撲の技に一種なのではないかと感じます。

あの技は、腕を曲げて突き出し、相手にぶつかります。

力士は瞬発力が凄いと聞きます。

鋭い立ち合いのもと、腕を曲げて突き出す。

あたるところが悪いと曲げた腕が折れる可能性が高いと思います。

立ち合いは変化があります。

変化しない、立ち合いが遅く、よつに強い等。

くむと強い力士に使うのか。

ただ、ピンポイントで鋭い立ち合いのなか、顎等にあてる。

勇気とタイミング。

少しでもずれたら、曲げた腕が折れる、痛くて今後の相撲人生にかかわると思う技のような気がします。

だから、白鳳も毎番は使わない。

強い力士に、立ち合いのタイミングなど研究のもとだす、覚悟の一撃のような気がします。

一撃必殺はもろ刃の剣です。

自分にとっては、一生モノのケガにつながるそんな技。

だから、若いうちは使わなかった可能性はあります。

勝ちにこだわり。

悩んだ挙句、研究し、磨いた技。

練習はどうやるんだろうと思います。

稽古で立ち合いで、かち上げしたら怒られそうです。

宮城野部屋の若い力士の顎が壊れていたら大変なことになります。

どう練習し磨いた技か不思議に思う技です。

白鳳の「かち上げ」は、白鳳の「勝ち上げ」につながり、「価値上げ」の勇気の一撃のような気がします。