建築家の真相

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一級建築士には、意匠と構造があります。

意匠は、デザイン。

構造は、設計。

ようするに、建物が倒れないようにすることです。

奇抜なデザインならば、誰でも思いつきます。

それを実現する構造が大事なはずです。

有名建築家は、意匠が多いです。

都知事選に出馬した黒川紀章。

1962年に京都、1988年にドイツ、シンガポール、マレーシア、カザフスタン、ロシア等アジアの評価が高いような気がします。

安藤忠雄。

安藤忠雄は、1969年に大阪市、1992年は海外であるアメリカ、その後ドイツ、イタリア、フランス、台湾、イギリス、メキシコと海外で実績を見ると評価されているような気がします。

特にアメリカで10個の建築を手掛けています。

丹下健三、谷口吉生等。

意匠と構造、本当は誰が意匠担当で構造担当か疑問に感じます。

名建築家として、評価されている人は意匠が多いような気がします。

私は、建物の評価は耐久性だと感じています。

当然の建築の前提条件として、建物が崩れないことがあります。

家を建てて2日後に柱が折れたら、大変なことになります。

何度も書きますが、奇抜なデザインは思いつきます。

それを、建物の基本、崩れない、崩壊しない、何10年も持つ耐久性、地震、耐水性、耐熱性、耐雪性等自然災害に耐え、全ての安全が担保されているのが最低限の条件です。

意匠のデザインを実現する構造の建築士が一流の建築士のような気がします。

デザインならばデザイナーです。

デザインを、それを建物にすること。

建物が崩れない、崩壊しない条件で。

崩壊して人が下敷きになったら、別の意味で伝説の建築家になります。

奇抜なデザインを考え、それを何の計算の裏付けもなく、建築した建築家として。

建築許可が下りません。

建築史に名を遺す。

自ら作成した建物の柱が設計通り444日後に折れ、ガンに悩んだ建築士、非業の死を遂げる。

構造計算に構造計算を重ね、計算通り数年後柱が折れる。

これなら建築許可がおりそうです。

三島由紀夫のようです。

私は、二人の建築士にあったことがあります。

一人は、意匠、もう一人は構造。

一度でも建物が崩壊したら、全てを失う人達です。

奇抜なデザインを崩壊させないようにつくる構造がやはり建築士だと思います。