持病の統合失調症との付きあい方
- 2022.12.17
- 持病
持病で統合失調症をもっています。
20代半ばで発症しました。
それ以来、薬をずっと飲んでいました。
薬を飲み始めると、口が動かしづらくなり、話しづらくなります。
もともと活舌はよくないですが、薬を飲み始めたころから極端に活舌が悪くなりました。
これは、今ではいろいろ統合失調症の薬のことを色々調べたので、わかりましたが、薬の副作用です。
当時はどうして活舌が極端に悪くなったかわからず、疑問に思っていました。
そして、30代後半に病院の先生に相談して、薬を減らし始めると口の動かしやすさが戻ってきて、話がし易くなりました。
活舌が少し戻りました。
それから勝手に自分で薬の量を調整するようになり、40歳頃記帳の会社に再就職するころから極端に薬の量を減らすようになりました。
20代半ばで40歳頃まで、先生の言葉通り薬を減らしていくうちは、統合失調症もおさまっていて再発の気配はなかったのですが、自分で極端な減薬をするようになり体調を崩していきました。
そして42歳で独立を決め、準備しようとした頃には、薬を飲まない日も多くなり、どうにか薬をやめよと思うようになりました。
理由は、活舌が完全にももどり、スラスラ話せるようになるためです。
独立するならば、自分で営業するので活舌の良さは必須条件のように思っていたからです。
薬も飲まなくなり、2020年4月頃に精神病院に入院しました。
約2か月入院して、この前から税理士登録の申請をしていたので、税理士登録の件で税理士会の登録課から質問事項がありましたのでそれに回答ができず、登録の話が一時塩漬けとなりました。
退院して、また税理士登録の活動を再開して、質問などに答えて2020年8月に税理士登録となりました。
そして、2020年9月に開業しました。
その間も、活舌を薬を飲む前に戻して、流ちょうに話し営業をしたいと思い、薬を飲みませんでした。
そして、また統合失調症がひどくなり、2020年11月に精神病院に入院して、2021年1月に退院しました。
約2か月の入院です。
お正月を精神病院で過ごしました。
今思えばいい経験です。
そして、相変わらずまた退院後、薬を飲まず、再発して、2021年5月頃精神病院に入院。
また2か月で退院して、また退院後薬を飲まず体調を崩します。
その間、通院するクリニックで副作用を相談したら、薬を変更して減らしていただけました。
そして、今度は3週間くらい断薬後、もらった薬を飲み始めました。
薬を変更して、減薬したら活舌が戻り、話が流暢にできるようになりました。
しかし、初めの3週間の断薬が響き、統合失調症が再発して、2022年1月に精神病院に入院して、2か月後2022年3月18日退院しました。
この4回目の入院で、いろいろあり、自分は統合失調症という病気だと初めて自分自身で認めます。
薬も退院後、毎日飲み始め、すこし勝手に量を減らした期間はありますが、基本的に先生の処方通り飲んでいます。
薬を飲まなかった日はありません。
案の定、活舌が悪くなり、会話しても何を言ってるか相手に伝わらないことも多々ありましたが、統合失調症が再発しないことが重要なので「まあいいか」と思い、アルバイトをしたり、税理士の下請けの取引先との面談をしていました。
アルバイトの面接も下請けの契約前の面談も相手に何度も聞き返されましたが、面接もうかり、働き始め、下請けの面談も2件とも成約になり、取引を始めました。
4回目の退院後、自分は統合失調症という病気という病識を持ちましたので、障害手帳も申請し、東京都から障害者手帳(精神)2級を取得しました。
2級という名称は、簿記2級についで2度目の2級の資格取得です。
障害手帳は便利で、映画館、美術館が無料になり、よく無料で通常2,000円位する美術展に無料で観に行きます。
上野に行き、美術館等が多いため、1日に2件の美術展などをはしごします。
一度、3件の美術展をはしごしたら、疲れて最後の美術展がグダグダになったので1日にまわるのは2件までと決めました。
退院して、現在、9カ月になりますが、薬も先生にだいぶ減らしていただき、活舌や話しやすさも戻ってきました。
もともと活舌はそれほど良くなかったので、戻っても相手からしたら、たいして差はないかもしれませんが。
ただ、私にとってはうれしいことです。
薬も現在1種類のみで量も少ないです。
もう一種類、眠れない時ように睡眠剤ももらっていますが、基本的には飲みません。
現在、眠れない日が続くということはないので飲みませんが、もしものために睡眠剤を持っているのはいいかなと思います。
明石家さんまは、睡眠剤を常用していると言ってました。
常用は、睡眠剤飲まないと眠れなくなるというのでしません。
体調もだいぶ戻ってきて、多少の活舌の悪さは個性と思い、「いいかな」と思います。
税理士の営業もブログ、フェイスブックを再開して、ホームページを作成中です。
外で人と会うことも2023年から始め、契約を下請けから直請けへ移行していくように活動していきます。
ゆっくりですが、前に進んでいけたらと思います。
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