マイナンバーカードで医療情報病院に提供。今後の利用スケジュールは?
- 2020.08.13
- 政府
厚生労働省は、医療機関が患者の診療歴を一括で把握できる仕組みを2022年夏までに導入します。
患者が健康保険証代わりにマイナンバーカードを利用した際に過去の医療の情報を得られるようにします。
情報の取得は患者の同意が前提です。
今回は、マイナンバーカードの今後の予定などを書きます。
マイナンバーカードの今後の利用予定
2020年9月 マイナポイント開始
キャッシュレス決済のポイント還元制度。マイナンバーカードと連携したSuica等クレジットカードや電子マネーなどでキャッシュレス決済をすると最大5,000円分のポイントがつく制度です。
2021年3月 健康保険証として利用開始
2021年3月 特定検診のデータ 2021年10月薬の処方情報 2022年夏 手術・透析をどの医療機関で受けたか マイナンバーカードを健康保険証代わりに活用した際に上記情報医療機関が得られるようになります。
患者本人もマイナンバーカードの専用サイト「マイナポータル」で一連の医療情報を閲覧できます。
普及策
・運転免許証、各種国家資格証などとの一体化
・スマホとの一体化
まとめ
マイナンバーカードは担当省庁がバラバラという問題点があります。
マインバーカードは制度は総務省、マイナポータルは内閣府、発行は各自治体です。
今回の10万円の特別定額給付金のオンライン申請でも不備がありました。
オンライン申請は、マイナンバーカード保有者が専用サイト「マイナポータル」で手続します。
自治体がオンラインで申請された情報を紙に印刷しなおし、チェックしていました。
オンラインの意味がありませんでした。
行政の手続き効率化・利便性の向上など今後のマイナンバーカードの普及の課題です。
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