税金の豆知識「消費税の課税事業者と免税事業者」消費税を納める義務がある法人等と納める義務がない法人等があります。

NO IMAGE

消費税には、課税事業者と免税事業者があります。

課税事業者は、消費税を納める義務があります。

免税事業者は、消費税を納める義務がありません。

消費税は「受け取った消費税―支払った消費税」を納めます。

物を販売し、お客様から預かった消費税から、仕入れ業者等に支払った消費税をマイナスした金額を納めるということです。

法人税などのように利益に税率を乗じる税金とは違います。

課税事業者と免税事業者とはなにか。

課税事業者

前述しましたが消費税を納める義務がある法人・個人です。

どのような法人・個人が該当するか。

基準期間の課税売上が1000万円以上の法人です。(基準期間とは、簡単に言えば2年前の一年間です。今が、令和3年1月22日ならば、令和1年1月1日~12月31日です。厳密にいえば個人・法人で違いはあります。)

課税売上とは、消費税がかかる売り上げです。売上にも消費税がかかる売り上げとかからない売り上げがあります。居住用のマンションの家賃にはかかりません。しかし、事務所でつかうとその家賃には消費税がかかります。

他にも、事業を開始したばかりの法人等別の規定もあります。

特定期間というのもありますが、割愛します。

免税事業者

消費税を納める義務がない法人・個人です。

課税事業者の要件に当てはまらない法人・個人です。

まとめ

消費税は、すべての会社などが国・地方に納める必要はありません。

納める必要がある会社等と納める必要がない会社等があることを御存じでない方もいらっしゃいますので、簡単に書かせていただきました。